マネーフォワード MEという家計簿アプリをご存じでしょうか。
私はこのアプリを使い始めてから資産額を着実に増やしていくことが出来ました。
私にとってのマネーフォワードのメリットは以下の3点です。
- 給与収入と生活費の支出の管理が出来る
- 投資先のポートフォリオが把握しやすい
- 資産額の増減が一目瞭然
マネーフォワードには無料で使える『無料会員』と有料サービスの『スタンダード版』、『資産形成アドバンス』の3つのプランがあります。
私にとってはスタンダード版が丁度良いサービスなので、年会費5300円を支払ってサービスを利用しています。
スタンダード版を使って私が家計管理で実現したい目的は次の2点です。
- 生活費と投資用で口座を分けたい
- すべての銀行や証券口座などをリンクさせたい
ただし、『無料会員』でも十分に良いサービスですので、家計簿にお金をかけたくない方や、迷っている方はまずは無料会員から始めてみるのも良いと思います。
そんな私のマネーフォワード活用方法について解説していきます。
マネーフォワードMEに行き着くまでの道のり
【20代】給与収入をすべて使ってしまう
20代までは楽しみや趣味に収入をすべて使う生活を送ってきました。
稼いだお金を使う喜びもありましたが、自分の資産が全く貯まっていないことに気づき、このままではいけないと思うようになりました。
20代の頃から少しずつでも積み立てる習慣を持っていれば、生活もずっと楽になっていただろうと思います。
その後、資産運用や投資により資産額が増えることを知ってからは、投資に回す割合を増やすために過度な節約に走ったり、楽しい事を我慢し過ぎてしまったことを後悔しました。
【30代前半】紙の家計簿に挫折
これまで何度も紙の家計簿で挫折し、自分には家計管理は難しいとあきらめていました。
紙の家計簿で挫折した理由は主に次の3点でした。
- 月々の支出を細かくつけていくのが面倒なので続かない
- せっかく家計簿をつけても、集計が面倒なので家計改善につながらない
- 家計簿をつけることに満足してしまい、無駄な作業になってしまう
【30代後半以降】マネーフォワードMEでの家計管理
家計管理は難しいと思い、これを自動化できる仕組みがないかと考え、行き着いたのが、MoneyfowardMEです。
MoneyFowardを導入してからは、アプリを開くだけでお金の流れ、預金・現金残高、クレジットカードの支払い予定額、株の利益などが一目瞭然になり、日々残高が増えていく様子を楽しむことが出来るようになりました🎵\(^_^)/
アプリで以下のようなことが見える化し、一目瞭然になりました。
- お金の流れ
- 預金・現金残高
- クレジットカード支払い予定額
- 株の利益
これらが目に見えるようになると、自分の家計改善で何をすべきかが分かり、残高が増えていくのが楽しめるようになっていきました。
毎月入る給与収入から一定割合を貯蓄に振り替えていく、天引きが簡単な貯蓄の基本だと思っています。
日々の生活の満足度を高めつつも、将来に向けた資産額も増やしていく丁度良いバランスを保つことが資産管理のキモなんだと思います。
マネーフォワードを使うメリット
給与収入と生活費の支出の管理が出来る
月々のクレジットカード支払い残高が表示され、今月は残りいくら使っても良いかが分かるようになります。
目に見えて分かると、気持ち的に余裕をもって日々の生活を楽しむことが出来るようになりました。
金銭的に余裕をもって生活が出来るようになる
資産額がある程度の大台に達すると生活に対しての安定感が増し、心に余裕をもって生活が出来るようになります。
私の場合は、資産額がある程度の大台に達したあたりから生活に対しての安定感が増して、心に余裕をもって生活が出来るようになると、家族や友人との時間やプレゼントなど、自分が本当に大事なことにお金を使えるようになりました(❁´◡`❁)
解約し忘れているサブスクがないか履歴からわかる
一度契約したサブスクサービス、契約が簡単にできてしまうだけに、ずぼらな自分は使わなくなっても知らない内に毎月使用料が引き落とされていたことがありました。。。
マネーフォワードの入出金履歴を1か月分確認し、使っていないサービスで支払いしているものがないかチェックしてみたところ、無駄な支出がないか把握できるようになりました。
ちりも積もればで、月々数千円が年間数万円と考えると大きい金額になっていきます。
投資先のポートフォリオが管理しやすい
通常であれば各証券会社の投資金額から自分でエクセルなどで集計してポートフォリオ内がどのような割合になっているか、リバランス調整に手間がかかります。
このポートフォリオをある程度振り分けてくれて、「現金・預金」「株式」「投資信託」などであれば一目で把握することが出来ます。
資産額の増減が一目瞭然
株式市場は一日での変動が大きい時もありますが、前日比でいくら増えたのか・減ったのかの増減が一目でわかるので、増えた分を売却するなどで、リバランス調整に役立てることが出来ます。
私がマネーフォワードに求める機能
生活用と投資用のお金を分けたい
マネーフォワードMEでは、『生活用』と『投資用』のグループ分けが出来る機能があります。
資産額を伸ばすためには毎月いくらを資産運用に回していくかが重要です。
ただし、資産額を伸ばしていくことが人生の目的ではないため、自分に取って心地よいバランスを保つことが大切であり、グループ分けにより、生活を楽しむためのお金と投資用のお金を分けることが出来ます。
すべての銀行や証券口座などをリンクさせたい
目的ごとに銀行口座や証券口座を開設しているうちに、口座が分散されてしまい、全体を把握することが難しくなります。
マネーフォワードなら、一度各口座と連携させてしまえば、各口座の現金預金や株の評価高を集計してくれて、一目で把握することが出来るようになります。
マネーフォワードの具体的な使い方を解説
【STEP1】生活用と投資用でグループを分ける
マネーフォワードには『グループ設定』という機能があります
「生活用」と「投資用」に分けたグループごとに、それぞれに紐づく銀行口座、証券口座、クレジットカードを結びつけることで、生活費を使い過ぎていないか、投資でのお金の増減がざっくりと把握できるようになります。
こちらは私のグループ分けです。ほとんど「生活用」「投資用」のグループしか使ってませんが、一応証券会社ごとのグループも作ってみました。
参考にイメージがわくように私の生活用グループの時系列推移を載せておきます。
給与収入が入る生活用口座から毎月一定額を投資用口座に振り替えているため、月ベースでは収支がマイナスになっていますが、ボーナスも加味した年間の収支でプラスマイナスゼロを目指しています。
銀行口座や証券口座をいくつか持っていると生活費用として確保しているお金と投資用の資産額が混ざってしまいます。株価の変動による上限が大きすぎて、自分の生活費をいくら使ったのか・いくら残っているのかが分からなくなるといった課題を解決するためにこのようなグループ分け設定を行っています。
生活用のお金と投資用のお金は分別して管理することが大事であり、マネーフォワードなら口座ごとの増減が一目で分かるようになります。
【STEP2】それぞれのグループごとに銀行・証券口座・クレジットカードを連携させる
「生活用」と「投資用」のグループを作ったら、それぞれのグループに紐づく口座を連携させていきます。
私の場合は「生活用口座」には「給与振り込み用の銀行口座」や「生活に使うクレジットカード」などを、「投資用口座」には「証券口座」や「投資用の銀行口座」を紐づけています。
【STEP3】生活費用の口座に置いておく当面必要な生活費は現金預金として持っておくため、生活防衛資金を決めておく
良く言われている話で生活費の3か月分は生活防衛資金として持っておきましょうという話があります。
マネーフォワードに当てはめると、3か月分の生活費を「生活用」口座に入れておき、これが大きく下回らないようにすれば、残りは「投資用」資金に回せます。
その後は月々の収入から一定割合を「投資用」の銀行や証券口座に振り込むように自動振替設定を行います。
ちなみに私はこの自動振替設定をクレジットカードでの投資信託積立設定で生活用口座から決済した投資信託を「投資用口座」内の証券会社で運用しています。
投資に安心して取り組むためには、毎月の収入から安定して一定金額を入金することで、相場が下落の時も上昇の時も変わらず取り組むことが大事であると思っています。
【STEP4】自分のポートフォリオを決めてたんたんと資産管理
投資対象には国内外の株式や債券、REITやインフラファンドなどさまざまなものがあります。
コロナ前やコロナ後の米国株が絶好調の時など、相場が上昇している時には、たとえばアメリカのアップル社など、成長性の高い銘柄に投資資金を投じたくなるものです。
中長期的に見れば、成長し続ける銘柄も多いが、短期的に見れば急に上がった株価はいつかは下がることが多いように思います。
心理的には大きく上昇している銘柄を買いたくなるものですが、上昇時にはすでに将来性を見込んで買われている可能性があり、買いたいと思った時が最高値でその後に大幅下落といったパターンを何度も経験しました(笑)
これらの経験から私が学んだことは、米国インデックスなどの長期的な株価成長に期待ができる銘柄であっても、過度にポートフォリオ内の割合を高めすぎず、日本高配当株や現金などどともに、一定割合で管理していく必要があると感じました。
各資産を自分でまとめて比率を計算するのは、割と面倒です。
マネーフォワードであれば、一度設定してしまえば、各アセットの割合を自動で仕分けしてくれて、一目で資産割合が確認できることがメリットだと思います。
【STEP5】株価上昇分の売却で簡単リバランス
米国株インデックス投資においては、株価の上昇分を売却して現預金に換えていくことで過度に株式に偏らせず、株価下落時に追加投資出来るだけの資金があったら良かったと思ったことがこれまで何度もありました。
株価が好調な時ほど、いくらでも株価が上昇していくような思い込みをしてしまい、どんどん追加投資をしてしまいがちです。
株価が好調な時にいかに投資資金を確保しておくかが重要だと思います。
投資の基本は株価が安い時に買って、高い時に売ることが基本です。
素人にはこの基本である安い時、高い時の見極めが難しく、安い時にこれ以上下落するのが怖いと思い狼狽売りしてしまい、逆に株価が天井の時に投資チャンスと思い、買ってしまいがちです。
このような失敗も経て、一定のルールを定めてたんたんと実行していく手法が私にはあっていると感じました。
米国インデックスにおいて私は前回最高値付近まで株価が上昇した際に、上昇した利益分だけ現金に換えて利益確定させています。
特に2023年の米国株相場はFOMCの金利動向や世界情勢などに伴い、各イベントごとに上がったり下がったりする激しい相場でしたので、このリバランス手法が自分にはバシッとはまり、心理的にも安心して投資を継続することが出来ました。
まとめ
長期的な資産形成をしていく上での基本が家計管理だと思います。
そうはいってもサラリーマンやご家庭の他にもやることはたくさんあると思うので、家計管理に費やす手間は極力簡素化し、自分の時間を確保していきたいですよね♪
そんな忙しい現代人に、求められ、誕生したサービスがMoeyFowardのような家計管理アプリであると思います。
技術の進歩を活かして、より良い人生の時間の使い方が出来るように勉強し続けていくことが良い人生を送るためには必要なことだと思っています。お読みいただいている方の生活が向上できるように、これからもより良い情報を発信していきます。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。