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【急上昇中の金価格!】今こそ知っておきたい金投資の基本と実践法

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最近は金の価格が上昇しているとニュースで話題になり、金への投資に興味を持たれている方も多いのではないでしょうか。

とは言っても、金が欲しくても保管する手間が面倒だし、盗まれたりするリスクを考えると、興味があってもなかなか始められないですよね。

今回は金への投資に興味を持たれている方に向けて、金投資の手法について簡単なものから難しいものまで解説していきたいと思います。

この記事を読んで分かること

  • 金投資でどのくらい利益が出るか
  • 金投資の種類
  • 金投資のメリット
  • 金投資のデメリット
  • 具体的な金投資銘柄

金投資の過去の値動き

金投資で利益を得ることはできるのかな?
結論から言うと、金価格は短中期では上下するけど、過去、インフレとともに徐々に金価格が上昇しているから長期では利益を出せているよ

初心者にとっては上げ下げを予測せずに少しずつ積みてて、資産の分散先の一つにするくらいが良いと思うな

そもそも、金投資で儲けることが出来るのか、気になっている方もいるかと思います。

こちらは過去10年間の金ETF(GLD)と米国大型株指数S&P500を比較したグラフです。

過去10年間でS&P500が349%の上昇だったのに対し、金ETFは65%の上昇なので、大きな利益を得ることは難しいと思います。

金は埋蔵量に限りある資源なので、絶対的な価値はあまり変わらないからです。

では、金投資は必要ないのかと言うと、そんなことはないと思います。

ポートフォリオを分散し、安定して運用するのに役立つと思います。

コロナショック時などの株価が暴落した局面においても、金価格はむしろ上昇していることもあり、株価との相関性が低いことが特徴です。

株式への投資金額がある程度大きくなってくると、株価下落のタイミングで追加投資を行う手元資金がなくなっていることがあるため、現金とともに分散投資の一つとして活用しています。

私には将来の金価格を予想するスキルも時間もないため、毎月、金しずつ価格に連動する投資信託を積み立てることでポートフォリオに組み込んでいます。

金投資の特徴(過去10年間の値動きから分析)

  • 株式市場と金ETFの下落タイミングに相関性なし
  • 長期的は金価格は上昇の傾向
  • 米国大型株ETFほどの価格上昇は期待できない
  • 過去に金ETFの下落期間もあった
  • 過去10年間で金価格65%上昇

詳しくは後ほど金投資のメリットで解説していきます。

金投資の種類

現物投資と証券投資

そもそも金に投資するってどうやるのかな?
金の投資方法には大きく分けて、純金そのものを持つ現物投資と金の価格に連動する証券を購入する証券投資の2種類があるよ

現物投資について

現物投資というのはその名のとおり、実物の金を保有することです。

多くの人が憧れるであろう金を手元に持ち、満足感を得られるメリットがありますが、盗難リスクなどを考えると管理に手間がかかることがデメリットです。

現物の金を買う簡単な方法としては、楽天市場で純金インゴット田中貴金属工業などを手軽に購入することができます。

証券投資について

一方で、証券投資というのは、金価格に連動した値動きをする投資信託などを購入し、間接的に金を保有する方法です。

実物の金を持つ満足感は得られませんが、ネットで取引が完結できて、物を持たなくて済む簡便さがメリットです。

証券投資の主な手法としては金ETF・投資信託金先物取引金鉱株の購入などがあります。

現物投資と証券投資の違いまとめ

現物投資と証券投資の違いについてまとめました。

比べてみると現物投資は手元に金を持っておくことで所有欲を満たせることが最大のメリットだと思います。

物の所有にこだわらない方にとっては、証券投資の方が手間暇かからずメリットが大きいかと思います。

〇現物投資のメリット

  • 【所有権】物理的な金を持つことで直接的な所有権を得ることができます
  • 【インフレや経済不安対策】インフレや経済不安に対するハードアセットの価値

×現物投資のデメリット

  • 【手間】保管手間、盗難リスク
  • 【手数料】売却時手数料

〇証券投資のメリット

  • 【時間の短縮】株式市場での取引が可能、保管手間なく投資が容易
  • 【インフレや経済不安対策】インフレや経済不安に対するハードアセットの価値

✖証券投資のデメリット

  • 【管理費用】管理費用がかかる
  • 【所有権】物理的な金を持つことができない

そんな証券投資について、更に掘り下げて解説していきます。

証券投資の特徴をそれぞれの投資手法毎に解説

金ETF、投資信託の特徴

金ETFと投資信託は、実物の金を持たずに、金の価格に連動する証券を保有する金融商品に投資することです。

特長は小さな金額から始められて、実物を持たずにネット上で取引が完結できるため、取引に関わる時間を最小限に抑えられることです。

少額から初めてみたい方、手間をかけたくない方に向いていると思います。

SBI証券(公式リンク)楽天証券(公式リンク)マネックス証券(公式リンク)などの証券会社で以下の銘柄を購入することができます。

投資信託 ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし) 運用会社:日興アセットマネジメント

管理費用:0.407%

金ETF GLD
(SPDRゴールドシェア)
2004年11月に米国市場に上場した世界初の金ETF

運用会社:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ

経費率:0.40%

金ETF GLDM

(SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト)

2018年6月に運用を開始した、GLDの低コスト版の金ETF

運用会社:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ

経費率:0.10

金ETF投資のメリット

金ETF投資には以下のようなメリットがあります。

時間の短縮

株式市場での取引が可能なため、保管手間がなく、金保有に関する時間を大幅に短縮できます。

仮に店舗で購入する場合にはお店への移動時間に加え、商品選定や購入に時間を要しますが、証券であればネット上で完結できます。

実物の純金を持つことに特別こだわりがない方にとっては、金ETFや投資信託を通じた投資で十分かと思います。

インフレや経済不安対策

物の値段が上がるインフレが起きると相対的に現金の価値が下がることになります。

株式投資はインフレに強く、モノの値段が上がれば株価も上がるメリットはありますが、同時に経済不安時の大暴落に耐えられないかもしれません。

これに対して、金投資は株式ほどの上昇は期待できませんが、一般的に現金よりインフレに強く株式より経済不安時の安定性が高いため、ポートフォリオの安定性を高めてくれる優れた資産だと思います。

金ETF投資のデメリット

管理費用が差し引かれる

金ETFでは、ETFの運用および管理をするため、管理費用が差し引かれます。

ただし、最近では管理費用0.1%程度と十分に抑えられたETF(GLDM)が誕生しており、現物の金を保管する手間を考えると、十分に割安な水準だと思います。

GLDMへの投資が可能な証券会社としてはSBI証券(公式リンク)楽天証券(公式リンク)マネックス証券(公式リンク)などのネット証券から購入が可能です。

金先物取引の特徴

金先物取引は、将来のある決められた日付に、事前に定められた価格で金を買うまたは売る契約を結ぶ取引を指します。

大きな特徴としてレバレッジ効果があります。

レバレッジをかけることで少ない金額で大きな金額の運用が可能となるので、大きな利益や大きな損失となるリスクが高まります

また、株式取引は買った後に株価が上昇することで利益を得られますが、先物取引では売ることから始めて、株価が下落した後で買い戻すことで、実質的に買値との差額で利益を得ることができます

短期での利益を目的とした個人投資家は金価格の将来的な上昇または下落を予測し、差益を得ることを目的として取引しますので、予測や金価格のウォッチが必要となり、玄人向けの投資手法になります。

先物取引に似た投資手法にCFDがあり、DMM CFDなどで口座開設することで少額から取引を始めることができます。

金鉱株

金鉱株投資は金の採掘や精錬を行う会社に投資する手法です。

金そのものの価格と金鉱株の株価は密接に関連します。

金の価格が上昇すると金鉱山を所有する企業の株価も上昇し、逆に金の価値が下がると価値も下がります。

株価の値動きは純金に比べてと大きい分、金価格の上昇が好調な時は大きな利益を得ることが期待できます。

SBI証券(公式リンク)楽天証券(公式リンク)マネックス証券(公式リンク)などの証券会社で購入することができます。

金鉱株投資の特徴

金鉱株投資は金の採掘・精練などを行う企業への株式投資です。

埋蔵量や産金コスト金価格などの影響を受けて価格変動するため、変動要素が多く企業努力による価格変動もあることが特徴です。

金と同様に分散投資効果があり、世界株式や世界債券との相関関係が低い傾向があります。

また、企業の生産活動から価値を生み出すため、生産効率の向上など企業価値の向上が値動きに結び付き、金価格とは長期で似た値動きになる傾向があります。

その特徴はなんと言っても価格変動の振れ幅だと思います!

こちらは1986年から現在までの金鉱株最大手のGOLD(バリック・ゴールド)の株価の値動きになります。

バリック・ゴールド (GOLD)は 世界各地に金鉱山を保有する世界最大級の金鉱会社です。

アルゼンチン、カナダ、コートジボワールなど多くの国で事業を展開しています。

1986年から現在までの株価の成長がなんと、4,000%程度と40倍に成長しており、仮に100万円を投資していれば現在は4千万円になっていたということになります。

最近のビットコインなどの暗号資産の上昇に似ていますね。

大きな利益を得られる反面、振れ幅も大きく損失を被る可能性もありますので、投資する場合は少額からの分散を意識するなどリスク対策が必要かと思います。

SBI証券(公式リンク)楽天証券(公式リンク)マネックス証券(公式リンク)などで取引を行うことができます。

証券の運用方法比較

ここまで証券投資の特徴について、解説してきました。

運用方法毎の特徴を比較すると次の表のようになります。

まとめ

まとめになります。

金への投資は大きく儲けためには先物取引や金鉱株投資などリスクの高い投資手法を取らない限り、難しい投資手法です。

もちろんリスクの高い商品で大きな利益を狙うのも投資戦略の一環だと思います。

一方で資産分散の一つとして考えると、株価ともインフレとも異なる値動きをするため、優良な投資手段の一つであると思います。

同じ金投資であっても目的によって投資手法が異なります。

それぞれの特徴を理解したうえで納得のいく投資に結び付くと良いですね。

  • 金ETF、投資信託:資産分散の一部(現金の代わりに一部を金で持っておくイメージ)
  • 金先物取引:将来の金価格を予測した投機、リスクヘッジ、レバレッジをかけられるので、大きな利益が出る可能性もあるが、大損失につながるリスクもあり
  • 金鉱株:値上がりを期待した投資、金価格だけでなく金を採掘する企業の生産性向上などにより価格変動するため、より株式投資に近い投資手法

私もコツコツと一定比率を金投資に向けていき、ポートフォリオを構築していきたいと思います。

この記事が金への投資を迷われている方にとって一助となりましたら幸いです。

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。